ナンセンスファクトリー展in呉

もう何度も展示会に入ってるけど、今回初見?のものもありました。

呉市美術館 11月5日まで。火曜日休館。

高校生まで無料です。これはすごい!太っ腹!


呉の中学生や高校生が「初デートはなんだかよくわからない展示をしてる美術館でした」なんて思い出作ってほしいですね。


さて、入り口には大きなポスター!

これはゆくゆくトートバッグに変わるんだろか?

外壁の6角形のレンガって、珍しいんだって。初めて見ましたこういうレンガ。


入るとすぐに物販のコーナーとチケット売り場。

近隣のコンビニでは前売り価格のチケットがあるそうですが、あれは味気ない。

今回の展示のデザインのチケットがかっこいいので、ぜひ当日券をお買い求めください。

入ってすぐの物販コーナー、反対側には手拭いや制服、ジャーナルがおいています。

以下、これから美術館に行く方は、自分で見てからと考えてる方は、ここでストップ。






ネタバレ歓迎の方は、引き続きご覧ください。

まずは1階から

入ってすぐのフォトスポット。

座って写真も撮れます。

1階の展示は、

・呉時代の土佐兄弟の歴史

・中学、高校時代の社長の絵画

・筑波時代の作品

・ポプコンに出場した時のビデオが展示しています。

今回初めて出展されている中学、高校時代の絵画は、荒い解像度でアップしておきます。

ぜひ会場でご覧ください。

ブラスバンド部時代の楽譜の絵あります。

土佐兄弟の少年時代〜高校時代、

音楽はテクノが流行り、コンピューターミュージックなるものが出てきた。

コンピューターを使った打ち込みや、シンセサイザーのDXシリーズがで始めた頃です。

当時最も有名だったヤマハのDX7は、14キロと重く、価格は24万ちょっと。

高校生では手が出ない価格ですが、他のシンセとと比べると破格の安さ。

MIDIがね、、、MIDIが、、、と同時代を知るおばちゃんはね、DXのパンフレットを見るだけで胸熱なんだわ。


このコーナーだけ見てると、大阪の民博を彷彿とさせます。


初めてかも?というのは、筑波でもパネル展示していたこちら。

月と太陽展に出品されていた作品が、1階奥においています。

作品を覗けなくなっていますが、心の目でぜひ見ていただきたい。


解像度荒めで載せています。これ、見たことある?

過去に見てたとしても、全然気づいてなかった。


こちらの作品「瞳の中の月」は、

ファン仲間のOさんによると書籍「明和電機魚器図鑑」の

U「ウオノメ」41ページに載ってるミドリムシなどの目で見ると月はどう見えるのか?

作品の一部は、解説244ページに載っています。(第3刷参照、版によってはページが違うかも?)


事前に読んでから鑑賞するもよし、見てから2階のベンチに置いてる図鑑を見るもよし。

まだお持ちでない方は、この機会にお買い求めください。


ポプコンのVTRは、ず〜っと流れています。

お兄ちゃんの歌声を聞きながら、鑑賞できるのも1階の醍醐味です。

YouTubeでは見えにくかった、信道氏の裸足も確認できます。


では、2階へ。

味わいのある階段を登るとオタマトーンがお迎え。

バウガン、大きなスシビート、オタマトーン、オタマトーンジャンボ、ゴムベース、

ベロミンなど、触ってOKの製品が展示しています。

左手奥には、製品スケッチと椅子があるので、ゆっくり座って鑑賞できます。


2階は音を出して楽しむ製品が展示しています。

初期のセーモンズさん。

このお部屋には、スイッチを押すと音が鳴るはずなんですが、

大人が押すと鳴らないことが多く、

「きっと、心の薄汚れた大人は鳴らないシステム」なんだろう。

隣のお部屋は、ギターラとオルガンの間にヲノさん人形があるんですが、足が、、、足が、、、舞台に埋もれてる。いや、逆に曲がってる!

隣のお部屋には、自動演奏をするステージ。

ただいまメンテナンス中。

そのお隣の部屋は、魚器シリーズの展示が半円環で展示。

その奥には、大型の作品、タコニワ、ウケテル、ドスコイ、弓魚3号カブラヤ


30年の月日をずっしりと感じる展示でした。

中高生時代、何してただろ?



ここまで読んでいただきありがとうございます。

ぜひ現地で作品をご覧ください。


新A計画

ぴろぴろが愛してやまない明和電機のファンサイト

0コメント

  • 1000 / 1000