ーーー影アナから終了までーーー
14:05 工員さんの影アナが入る
「一人で何とかする実験的ライブ、あたふたする社長をお楽しみください」
14:18 社長の影アナ
「トラブルが、、、少々、、、、なおりました」と不安しかない。
20分押しで開始した梅コース
縦長の木箱2つの間に社長が立ち、箱を押して舞台中央まで進む。
海外へ行ったり、地方に行くのにスーツケース2つの大きさに収まるように開発された製品で、飛行機にも乗せられるサイズです。
キャビンタイプのタクシーにも乗るサイズで大変よく考えられた箱です。
今回の梅コーススペシャル。
きついです。
ちゃんと動くのか不安で、工員さんは出てきません。
舞台袖で、20名ほどの工員さんがヤキモキしながら待機してるけど、出て来れない。
だって「一人で何とかする梅コース」だからね。
舞台中央で木箱を縛っているベルトを外す。
無言での作業が続く中、「あ、マイク」とマイクの存在に気づき、解説が始まりました。
30cmx90cmx(聞き漏らした)の箱、 (W600xD300xH900ではないかと推測)
この箱がアジの開きみたいにぱかっと真ん中から割れる。
右側が「音源、ベース、ピアメカ」
左側が「ロボット関係、ギターとパチモク」
箱の中をよく見るととてもギッチリと製品が入り、スタンドが入り、ケーブルや電源コードが収まっています。
2つの箱だから、4つに分かれる。
1つは、音源。その箱自体がドラムなので、後ろのひな壇に配置。
ピアメカを取り出して、
1曲目
明和電機社歌 演奏
ピアメカに直接息を吹き込み手で弾きます。
アナログはすぐ音がでる。
舞台中央に、半分に開いた箱を配置。
その間にピアメカが入ってた空箱を水平にして配置。フックがあるような引っ掛け方でした。
コの字の空いてる部分を下に向けて、テーブルのようになりました。
このままだとグラグラするので、箱を縛っていたベルトを使って、箱と箱を固定していきます。全てのパーツが無駄なく機能的に使われる仕様。
その際
「おにじめ」と何度も言っていました。
「おにじめ?」 調べてみると
「鬼締め」と「お荷締め」が出てきました。
前者は魚を絞める時の用語、後者はトラックの荷崩れ防止用品なので、後者だろうと思います。
この辺り、社長からの解説が欲しいな。
機能的に無駄のないシュッとした箱。
持ち運ぶためでもあり、展示する什器にもなる機能は、今社長が取り組んでる「箱」なんだと感じました。
思うようにい締まらない、、、と思ったら、ベルトがねじれてて、
「性格的にキモチワルイ」とねじれを戻して、締め直していました。
今回の箱に入った製品たち。
社長の音楽の歴史と関係しているそうです。
ドラム音源の箱。
手で箱を叩く。
パーカッションをしていた中学時代のブラスバンド部時代をなぞっています。
電気を使うと遠くから鳴らすことができる。
箱にノッカーを取り付け、スイッチボックスを取り付け、繋げます。
高校時代はフォークソング部に所属していました。
箱型のギターを取り出し、
ギター、ギター、、、マイクの差し込みがわかりません。
とオロオロする社長に、上手の幕間から指差す誰か?がいます。
工員さんじゃなくて、音響のスタッフさんのようです。
だからセーフ。
2曲目
カナリアを箱ギターで弾き語り。
お〜高校生の時に作った曲なのか。
「ホームセンターでカナリアを助けた話」をまた聞きたいです。
次はドラム音源について。
木箱を叩いて大太鼓。
だけじゃ面白くないので、ドラムの基本シンバル、木の板、鉄板、ベル、おもちゃのヒューヒューなど取り付ける。
会場から子供が「ギン〜」の声。
社長も銀だな、金は良くないよね〜と共感してた。
このドラム音源を動かすのが、コンピューター。
ここからは大学時代のテクノロジーが加わります。
コントロールボックスを繋いで、電源を探す、、、探す?探す、どこ?
ここで海外での電気の違いのお話。
フランスのポンピドンセンターでの現代音楽のイベントで、セーモンズ(当時の最新製品)を動かすのに100Vの電源が必要なので、何度も確認して、絶対に100Vですよね!と確認して、何度も確認して、通電させた結果、240Vで全て使えなくなった苦い思い出がある。
なので、恐々コンセントを差し込んだ。
明和電機のステージは、工員さんと3人で歌って踊りますが、梅コースだと工員さんのロボットを使います。
工員さんロボットの電源は100Vではなく、バッテリー電源、
操作もBluetoothを使うので、完全ワイヤレス。
お〜すごい!ケーブルが無いなんて、考えられなかったのに、ワイヤレス!
中央にテーブル状になった箱に色々物が乗ってる。
社長愛用のノートパソコンのデスクトップが正面のスクリーンに映し出される。
いつも使っているのは、1989年製の【Master Tracks Pro】
余計な機能がなくて、使い勝手がいい。
セットアップからのロード。
今日の演目がバレとるやん。
と自分に突っ込みながら、パソコンを操作。
今日やりたかったのを全部ダウンロード!
ん?やりたかった?気になる発言。
ここで、急に黒い服の人が出てきた。
楽器にマイクが当たっていないので、ホールの音響スタッフさんが調整しにきたのです。
工員さんじゃ無いのでセーフ!
さて、これらの楽器を制御するのがMIDIのソフトで、
「スイッチオン」のためにパソコンに行かなくてもできるフットスイッチが出てきた。
そしてコンパクトなパチモク。
組み立てるのを見てもらおうと、ノートパソコンのカメラを向けたら、
「バッテリーの残量が10%」とスクリーンに映し出される。
あたふたする社長。
何とか電源を確保して、コンパクトなパチモクを組み立てるところを映し出す。
木魚部分は、箱の切れ込みの距離で音程が変わるんだそうです。
パチモクのウィングは、折りたたみ式なので、楽器の大きさが半分になるんです。
木魚は、どっちがどっちかな?と言いながらセットする。
Twitter(新X)をみると、溝の長さが違うのがよくわかります。
木魚をつなげるためにボルトとナットが必要で、
社長の右ポケットには、ボルトがアホほど入っていて、
左のポケットには、ナットがアホほど入っています。
と部品をじゃらじゃら出して繋ぐ。
けっせん!
「結線」とは、通電を可能にするために、端子などを取り付けてケーブルやコードを接続することである。
電気のケーブルをどんどん繋いています。
いつものパチモクだと13キロあるので一人で背負えないが、これは軽い!
頭からかぶるようにして、脇のベルトを締める。
これは軽いので股のベルトは無い。
何かトラブルがあったのか、あたふたして下手にはけ、スタッフにはめてもらったようです。
この辺りで、15:02。
あと30分で何とかなるのかな?
レポを書くために、舞台を見ながら、手元を見ずに紙に走り書きしてるんです、アタクシ。
ウイングを上げるが、途中で折り曲がってしまい、、、
下手にはけて、スタッフに何とかしてもらってた。
あーもーイヤになるなー
ケーブルだけでもやっとこれた。
パチモクのウイングを上げる。
駄菓子菓子、ウイングの固定が甘かったのか、折れ曲がってた。
工員さんに何とかしてもらい、
3曲目パチモクデモ
次なんだっけ?とパチモクの電源を抜き、パソコンをつなげる。
このパチモクは一人で下ろせる〜!
スタンドも箱に入ってるので、スタンドを立ててパチモクを置く。
火星には住めない、すぐしぬわ ボク
近々、火星に招待されているのでしょうか?社長!
喋りながら、淡々と楽器を紹介しながら組み立てていく。
アトリエでも喋りながらやってるんです。
パチモクを自動演奏するためにセットする。
僕のリズムじゃなくて、パソコンのリズムが流れるんだよ。
さて、高校時代まで終えて、続きまして大学時代に入ります。
大学時代は、ロボット制作をされていたので、ロボットの登場です。
パンチくんとレンダちゃん
コンパクトになって、「お重(おじゅう)」なんです。
塗装は間に合わなかったとのことです。
本家のパンチくんとレンダちゃんは、台湾で買ってきた人形で〜から、
台湾でも放送されている三協アルミさんのCMの話になった。
台湾語で歌ってますもんね、すごいです。
とトークをしながらも「結線します」と組み立て作業は、つつがなく進む。
ケーブルが重い、だって銅だから、どうにもこうにも、、、、
全てのケーブルは繋いだ。
ブーケトスのように飛ぶ頭もセットした。
あとは電源、、、パソコンの電源を一旦抜く。そして差し込む。
息があがる。
56歳のすることじゃないわな。と呟く社長。
4曲目パンチくん&レンダちゃんダンス
最後は、社長がパンチくんとレンダちゃんを両手に持ち、
客席に向けて首を飛ばした。
ほ〜すっごく飛ぶ。見事に飛んだ!
まだありますからね。
と、もう1セット出して、お重のパンチくん・レンダちゃんにセット。
次はメロディー楽器の紹介と組み立て
ゴムベースも古くからある楽器で、94年にスイッチトオンカッパでお兄ちゃんが演奏してた。
以降、文庫本サイズになるもの、ワークショップで作る小さいゴムベース、などあります。
今回30周年を記念した明和電機のブルーのゴムベース、ある情報筋の話では、物販完売したそうです。
5曲目ゴムベースの歌
お客さんもノリノリで盛り上がってるところに、
舞台下手の幕間から懐中電灯がぐるぐる回ってる。
あれは、、、マキということか?
まさかの15:30 終演時間じゃないか!
え?あと30分あるの?5分?と把握していない社長。
大急ぎで、ストロークの機械、弦を押さえる機械、
と説明してるけど
工員さん手伝ってください!の一言で、
大勢の工員さんがガーーーーっと出てきて、組み上げていく。
ポケットに入れていたボルトとナットを中央の台に全部乗せ、
工員さんが手早くボルト・ナットを取り、組み立てる。
スタンドに乗せる。
このライブまともにしたら6時間コースだ。
15:40 工員さんが、おおかた組み上げたところで、10分押し。
梅コースは「無謀」でした。あーーーー
本来のプランは、ギターでお陽様みえたら布団干してやって、、、
エーデルワイスやって、、、
最後はボクが去ってロボットが三つ、後味わる〜く動いてて、、、
って、語る社長。
社歌をしようとスイッチON
動きませ〜ん
それでも最後は
6曲目明和電機社歌
もう一度パンチくんとレンダちゃんが飛んだ。
何とか梅コース終わった。
お疲れ様でございます。
松コースまで舞台の転換があるから、とっとと客席から出ていかなければ!
以前の梅コースはこんな感じでした。
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