大きくなったら何になりたい?
パイロット、野球選手、先生、電車の運転手が出てくるのが「昭和時代」
昨今なら、ユーチューバーが上がってくる。
次世代は、何でしょう?
仕事がAIに奪われる!?時代に、小さなお友達はどんな夢や希望を持って大人になるのかな?と妄想してみた。
絶対に人がしなくては、どうにもならないことはAIに奪われない。
ものづくりの根本的なところになるんだろうか?
ロボットを創るロボットが出てくる日も近いかもしれないですが、
ものづくりを大きく2つに分けると
・物を作る
・物を創る
前者は、手を動かして素材を加工して作ること。
後者は、頭の中で考えたものを具現化する創造のこと。
明和電機さんは、電機屋さんの形をした芸術家。
世の中にまだ無いものを創り出します。
自分の頭の中で考えていたものを、紙に描き出して、どうやったら作れるかを何度も何度も絵に描き出して、考えます。
明和電機の展示会に行くと、そのスケッチがたくさん展示している。
この製品(芸術作品)がこういう考えがあって、形にするまでに、たくさんの段階があって、最終的にこの形になるのかと思ったら急展開で、これになったの!?
というのが見れます。
そういったスケッチを、書籍化して販売されています。
製品(芸術作品)は、販売されないので、それを元に少し小さいサイズのアート作品の販売もされています。
芸術作品を創っても売れなければ、次の作品を創り続けていけません。
しかし芸術作品は売りません。
どうして資金を作っているかというと、「おもちゃ」を販売したり、
芸術作品を見せびらかす「コンサート活動」があります。
一般の人が楽しみやすい「おもちゃ」の代表的なものがオタマトーンです。
テレビのコンテスト番組で、一気に世界的に知られるようになりました。
明和電機の社長は、モノづくりをする人や芸術家の中でも、パフォーマンスに長けています。
歌が上手いです。
踊りも上手いです。
魅せる力がすごいです。
この天性の力を使って、自分の芸術作品を披露するのが、「製品発表会」や「コンサート」
ただ、このコンサートには、ありとあらゆるリスクがついています。
芸術作品を電気で動かしているときに、壊れることが、よくあります。
もし、あなたがスピーチコンテストに出場するとして、
3000人の観衆、審査員がいる中で、
突然マイクが壊れたらどうします?
突然ライトが消えてしまったら?
突然、スピーチ内容を忘れてしまったら?
忘れてしまったら、もうアドリブで対処して切り抜けられたら、何とかなります。
しかし、マイクやライトが壊れたら、、、というのが、明和電機のコンサートでは多々あります。
それは、マイクではなく製品が壊れてしまう。
途中で、製品から煙が出て燃えてる。
製品を動かすためのデーターが消えてる。
トラブルは毎回毎回、あります。
データがうまく動かないときは、一旦止めて、やり直します。
壊れてしまったときは、ステージ上で製品を分解して、修理して演奏を続けます。
それでもうまくいかないときは、その製品の紹介や演奏は無しにします。
その咄嗟の判断をステージ上で、瞬時にします。
どれだけ準備をしていても、
大人もトラブルがあるんだから、そのときに対処すればいいんだ!と小さい人たちが感じてくれると、何かのときに役に立つんじゃ無いかと思う。
子育てしてるとどうしても安全に無難に、
人様に迷惑かけず、失敗しないように、、、と子どもに言いがちですが、
そりゃ失敗するよ、人間だもの。
そのときに対処して乗り切ればいいんだよ!
ダメなときは、何やってもダメだから早めの決断も必要だし、次成功すればいいさ〜
って、気持ちになります。
以前見た明和電機のコンサートで、製品が倒れて壊れたことがありました。
ギターのネックが折れて、もうどうすることもできません。
それ以降の演奏については、その楽器を使わずに演奏するしかありません。
そんな突飛な事故がありながらも、何とかやり遂げる対応力はすごいです。
どうしようもない事態なのに、お客さんを楽しませるコンサートをやり続けます。
咄嗟の対応力、判断力は、小さいお友達にも役立つのでは無いでしょうか?
明和電機のコンサートは、子ども向けのヒゲ博士とナンセンス★マシーンもあるので、
そちらもおすすめです。
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